カメラをわかりたい

目下勉強中.まとめておきます.

画素と階調

画素:画像が何ピクセル*何ピクセルで構成されているかを表す.
階調:似た色を何処まで区別するか.nビットなら2^n通り表現する.

PCのモニタ程度の大きさでは100万画素程度しか表せないので,結局は画像を見る時はほとんどを間引くことになる.
よって高画素は全く意味が無い.それどころかセンサの大きさが一定である時には画素数が多くなると1画素あたりの
光量が少なくなり,階調が貧しくなってしまう.
デジタル一眼はおよそ800万画素だが,センサは普通のデジカメとは比較にならないくらい大きい.

保存形式

JPEG,TIFF,RAWの3つが存在.

JPEG:8ビット(256通り)にまで色の区別を減らすことでサイズを大幅に下げる.
不要になった情報は全て捨てるため,階調のビット数を上げたりもとに戻すことが出来ない(不可逆圧縮).

TIFF:16ビット.データ圧縮するものとしないものがあり,圧縮の仕方もさまざまである.したがってソフトの形式によっては対応
していない方法もあり,圧縮しないことのほうが多い.

RAW:センサの吐いた記号をほぼそのまま出力したもの.TIFFJPEGに変換する際に捨てる情報を自分で選べる.大きな画面で見たり大きく印刷するならこれ.というよりサイズはJPEGの10倍ほどになるがとりあえずこれで保存するべき.

ホワイトバランス

ホワイトバランス:どの色を純白とみなすか?
脳は光源の色を考慮しているため,目で見るときには光の色に因らず白を白,緑を緑として認識できる.
実際は電灯は赤っぽいし蛍光灯は緑っぽいので,写真を撮ったときにそれらの色が強く出てしまう.
ホワイトバランスを調整して,あらかじめ補色っぽい色味にして光源の色を打ち消さなければならない.