リハビリ

1年間,社会とは隔絶した環境で,自らの学力を高めることのみ考えながら過ごしてきました.ほんとかどうかはよくわかりませんが浪人生というのは世間一般ではそういうことになっているようです.目指すものがあるのはいいことですし,精神に向上心のないやつは馬鹿だ(最近読んだので)とも思うんですが,やはり目標を追いかけすぎてむしろ追われた生活というのは,非常に不健全です.自分の年齢を鑑みると余計に.
ということで,僕はこの1年間は社会,健全な青年としての生活に復帰するまでのリハビリであると思っています.別に改まって何をするかと言うわけではありませんが.気持ちの問題です.
たとえば予備校講師がよく言う,試験直後に余裕すぎて泣けてきたとか言って周りを威圧すべしなどという話についても,言いながら血の涙を流して観光名所になったりしたらこれは周りに迷惑なんですけれど,迷惑かけてることを知った上で血涙を流すのと,知らないで流すのは違います.前者はもちろん迷惑をかけることで少しでも自分が受かりやすくなる,またそう思うことで精神を安定させることが目的なのでありあり,この行動の善悪は価値観に依る問題です.一方で,後者は自分の行動がどんな影響を及ぼしてるかもしらない点で前者より遙かに良くない.まあ,そもそも血涙を流すのは気持ち悪いですね.ましてや観光名所とか,ほんとちゃんちゃらおかしかった.なんか下手な比喩ですいません. 本質を抽出して馴染ある状況に置き換える能力も1年間の浪人生活で衰えたのでしょうか.OLが言うところの恋の仕方を忘れちゃったというやつかな.てへへ.これは直喩隠喩どっちなのだろう.